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コープ産直こめたまご
おかやまコープは、環境に配慮したエシカル消費の輪を広げ、地産地消を通して食料自給率を上げようとJAなどと連携し、県内の農産物を使った商品を開発。
| 日本農業新聞 2025年6月26日 [論説]価格より価値へ 准組、生協との連携強く |
| 米をはじめ農畜産物が価格だけで判断されてしまうことに疑問を呈したい。物価高で家計が苦しい人が多いのは分かる。だが、安ければ安いほどいいという風潮がエスカレートすれば、日本の農業・農村は滅ぶ。意識したいのは、農業の価値を理解して購入する消費者を増やすことだ。 全国18紙と日本農業新聞が行った合同アンケートで、生産者と消費者が「適正」と考える米の価格について開きがあることが分かった。消費者の立場で回答した人の中で最多だったのは、5キロ当たり「2000円~2500円未満」。一方、生産者の立場での回答は「3500円~4000円未満」が最多で、1000円以上の開きが出た。消費者の家計の安定と生産者の求める持続可能な農業に向け、この差をどう埋めるのかが問われている。 まず欠かせないのは、農業経営を支える政策支援の拡充だろう。石破首相は、条件付きで米農家の所得補償に前向きな姿勢を示しており、野党も所得補償を求めている。先の国会では、農畜産物の適正な価格形成に向けた法律が成立した。中山間地域を含め、多様な農業形態をどう維持し、支えていくかは、参院選の争点の一つとなろう。 ただ、適正な価格形成に向けてJAや産地にもできることはある。それはJAの応援団である准組合員や、生協とのつながりを強くすることだ。「国産を買う」という国民の選択が、農業問題を解決する鍵となる。 熊本大学の徳野貞雄名誉教授は、消費者をタイプごとに四類型した。農の価値に理解があり、多少高くてもお金をかける「積極型」(5・5%)、健康を意識し生協などで購入する「健康志向型」(16・6%)、食の安全を重視しつつ安さを求める「分裂型」(52・4%)、安ければいい「無関心型」(23・0%)で、こうした消費者の意識を「積極型」までどう引き上げるかが重要となる。 着目したいのは、延べ7000万人(職域、地域、連合会)に上る生協組合員の存在だ。 おかやまコープは、環境に配慮したエシカル消費の輪を広げ、地産地消を通して食料自給率を上げようとJAなどと連携し、県内の農産物を使った商品を開発。 食と農をつなぐ活動に力を入れている。 6月上旬には各地区の組合員リーダーを対象にした、米問題を通して食と農業を考える研修会を開催した。組合員からは「食育は大切」「生産者さんに感謝する気持ちを持ちたい」「農家さんを守る、真の適正価格を知りたい」といった声が相次いだ。 JAと准組、生協の連携を強くし、国民全体で農業農村を支える機運を高めたい。 |
岡山JA畜産株式会社~地元生協との連携で食料自給率向上に貢献~
独立行政法人農畜産業振興機構(https://alic.go.jp/)の「畜産の情報」誌(2018.1)
飼料用米の利用は、耕畜連携を推進させる一環として、23年度に岡山JA畜産が生活協同組合おかやまコープ(以下「おかやまコープ」という)と連携し、県内で生産される玄米を配合飼料中のトウモロコシの代替として給与し、おかやまコープで販売をすることから始まった(図6)。
取り組みを開始した当初は、配合飼料中に10%程度の割合で粉砕した玄米を添加し、その後、28年5月からは、50%にまで引き上げた。これにより29年には年間約1400トンの飼料用米が利用されている。
飼料用米の産地は県内あるいは中国・四国地域産の食用品種が中心である。
集荷された飼料用米は、玄米で県内にあるJA西日本くみあい飼料株式会社(以下「西日本くみあい飼料」という)倉敷工場(取材時:水島工場)内に運び込まれ、高速粉砕機で粉砕される。
粉砕された米は、ふるいなどにかけないため、2ミリメートル以上のものから、0.1ミリメートルほどの粉状のものまでさまざまな大きさのものが混在している。
粉砕後、工場内で他の原料と配合され、肥育前期用と肥育後期用の2種類の専用の配合飼料(写真3)が製造されている。なお、飼養管理面では従来の配合飼料を給与されている肉豚と大きな変化がないように設計されている。
飼料用米豚肉の販売
飼料用米を給与した豚肉は、コープおかやま豚とんとしておかやまコープの組合員向けのみに販売することにより差別化を図り、量販店との価格競争にならないようにしている。
価格については、岡山JA畜産(全農岡山)とおかやまコープが毎年協議を行い生産コストに応じて年間価格を設定している。おかやま豚は、過度な特売などを行わず1年中ほぼ一定の価格で販売されている。
このため、おかやまコープでは販売価格差について理解してもらえるよう組合員向けに、どのような飼料が給与され生産された肉豚なのかなどについて詳細に説明している
食料自給率向上や耕畜連携の取り組みに共感した組合員は、コープおかやま豚の支持が高く、安定した販売につながっている。
おかやまコープの組合員のうち265名の食味試験において、配合飼料と飼料用米の混合割合で味は変わらないとの意見が大部分であった。また、一部でおいしくなったとの意見もあったことから現在の50%に引き上げた。
生活協同組合おかやまコープ
おかやまコープは、岡山県を区域として活動する生活協同組合です。

おかやまコープの理念
・思いやりの心でつなぐ人間らしいゆとりのあるくらしの創造
・参加・自主・自立で学び成長する多数者組織の実現
・協同と連帯がはぐくむ組織と地域社会の発展
概要とあゆみ
現在、組合員は岡山県下で約34万世帯
施設・事務所
本部・配送センター・店舗・デイサービスなど
決算情報
2022年度の決算概況、2023年度予算
定款
おかやまコープの組織や運営方法などのきまり
倫理法令方針
法令・倫理を遵守して行動します
行動規範
おかやまコープの行動規範
総合マネジメント方針
組合員満足の向上のために
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持続可能な循環型社会をめざして、食と農が結びつく、自給力のある岡山へ