アンパンマンの素晴らしいページを紹介いただきました。
このページの画像を使って、パワーポイント・PDFを作りました。現在のNHK朝の「アンパン」に関わるページを見つけてデータを引用させていただきました。オリジナルデータは「https://x.gd/HnHI0」。
| こじゃんと! あんぱん 脚本家・中園ミホさん インタビュー やなせさん、書かせてくださってありがとう 【東京支社】 やなせたかし夫妻をモデルにした、NHKの連続テレビ小説「あんぱん」の脚本家、中園ミホさんがこのほど、高知新聞社などの合同インタビューに応じた。 のぶ(今田美桜さん)と柳井嵩(北村匠海さん)の物語も、いよいよ終盤。 執筆を終えた中園さんに、あらためてドラマに込めた思いや、やなせさんに伝えたい気持ちなどを聞いた。 ―中園さんは幼いころ、やなせさんと文通してました。ドラマで、毒舌の少女嵩の家を訪れてました。 「やなせさんは『いつで仕事場に遊びにいらっしゃい』と手紙に書いてくれてた。私はマンションの前までは行きましたが、ベルを鳴らす勇気がなくて帰ってきていました」 「親戚に、(ドラマは)どうしてあんな生意気な子にしたのと叱られました。でも、やなせさんのファンだから、詩を愛する子だからといって、みんなが天使のように清らかで、行儀のいい子ではないと思う。お父さんを亡くしてつらい時に、そういう姿をみんなに知られたくないから、強がって言っちゃう子みたいに書いた。やなせさんは優しい方だったから、ああいうかわいくない子が来ても、きっと優しくしてくださっただろうなって」 ―柳井家の女中 「宇戸しん」(瞳水ひまりさん)の行方が気になります。 「おしんちゃんはお嫁に行って、高知で幸せに暮らしています。のぶと嵩の結婚祝いを、祖母のくらばあ(浅田美代子さん)が企画して、みんなで集まりましたよね。あそこに、おしんちゃんも入れて報告しようとしたら、セットが限界で人数を増やさないでくださいと(制作側に)言われまして。私は出したかったんですけど。物理的な縛りがあったんです」 ―書き切れなかったこともある? 「いっぱいあります。 高知新聞社さんの関係だと、暢さんは手芸とか家事関係の取材ばっかりで不満があったんじゃないか、とか」 「ただ、月刊高知の編集後記を読むと、スタッフのことは大好きだったし、自分を育ててくれた人たちに感謝もしているし、いい職場だったんだと思う。でも好奇心も強いし、元気だか何かを求めて東京に行った。そんなエピソードも書きたかったですね」 「やなせさんも、高知新聞とずっとつながりがあるんですよね。可能なら書きたかったです」 ―のぶのせりふ(「世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持ちになるがよ」)への反響もあった。 「当時の、企業の女性の定年を調べたら、ほとんど25歳。お嫁に行くまでの腰かけですよね。大正生まれの女性にとって、日本社会のそういう壁が分厚かったんだと思うんです。でも今回書いて、若い人にも同年代の人にもせりふが染みたらしいんですよ。『のぶは私だ』って。日本の社会はそんなに変わってないのかもと強く感じました」 ―今、やなせさんと話ができるなら何を伝える? 「書かせてくださって、ありがとうと伝えたい。二度と戦争を繰り返しちゃいけないし、(現在が)戦争に近づいていたら嫌だなという気持ちがあった。この52年ほど、やなせさんに『私は何ができますか』と聞きたいと過ごしてきた。そんなことを聞きたくなる、やなせさんという人を日本中に知ってほしかったし、やなせさんの言葉を伝えることが一番のモチベーションでした」 「あんぱんを見た同級生たちに『初めて親から戦争の話を聞いた』と言われた。日本中に同様のことがあれば、本当にありがたい。戦争が格好良く描かれるのは本当に恐ろしい。そうじゃなくて、戦争を知ってる世代が生の声を伝えていかなきゃ。それはやなせさんのテーマでもある。アンパンマンは自分の顔を食べさせちゃうし、帰りはよろよろだし。本当に格好悪いんですけど、それしかも正義はないんだっていう強い信念で描かれていると思う。ドラマ終盤でもしっ伝えたい」 執筆を終え、あらためて思うことは 「やなせさんは『正義は逆転する。逆転しない正義は、おなかをすかせて困った人がいたら一切れのパンを届けることだ』とアンパンマンを描いてきた。アンパンマンに込めたメッセージは、強くて揺るぎない。その思いを戦後80年で伝えたかった。書いて、自分ごととして何かを食い止めなきゃいけないんじゃないか、という気持ちがさらに強くなりました」 (村上和陽) ☐ □ □ 本紙記者のネットラジオ番組「たまるかラジオ」では、漫画での成功を願ったやなせさんの姿をドラマと重ねて紹介しています。 視聴はQRコードから。 https://www.kochinews.co.jp/article/detail/904657 |






