【運営】(2026)定時社員総会開催報告

2026年7月18日

2026年定時社員総会 議事次第開催報告
ZOOM VIDEO20260717 家庭クラブ会館 大会議室 ←クリックしてください。

2026年7月17日(金) 14:00~15:45
報告事項 ⓵ー1 2026年度の協会本体の活動報告
     「水田政策の見直し」に向けた政策提言
                          2025年10月31日
                          一般社団法人 日本飼料用米振興協会
                                 理事長 海老澤惠子
 政府は食料・農業・農村基本法(以下基本法)を2024年6月に改正し、これを受けて新たな「食料・農業・農村基本計画」(以下基本計画)を2027年4月に策定しました。
 この中では、基本法で重視された「食料安全保障の実現」と「食料・農業水産業の生産力向上と環境と調和のとれた食料システムの構築」の両立をイノベーションで実現するとしています。
 この中で、具体的な「水田政策の見直し」については2027年度からの実施に向けて抜本的に見直しするとしており、これから本格的な見直し作業が進められることとなっています。
 この機に、一般社団法人日本飼料用米振興協会(東京都中野区・海老澤惠子理事長)は水田利活用の柱の一つとして、現場で広く受け入れられ定着しつつある飼料用米を軸に、現在起きている問題と今後の水田政策のあり方について、食料安全保障と環境と調和のとれた食料システムの構築の両面から政策提言をいたします。
     ⓵ー2 令和7年度 飼料用米多収日本一表彰事業報告
     ⓵ー3 外部からの講演・執筆の依頼対応
       1) 講演 EFVセミナー「おこめについて」 講師:若狹
       2) 執筆 養豚界「どうなる?配合飼料と飼料用米」 執筆:若狹
審議事項 ⓶ー1 2026年度の協会本体の活動報告 決算
          2025年度繰越金                  544,673円
          2026年度収入実績  974,747円  合計 1,519,420円
          2026年度支出合計            合計   882,106円
                              繰越残高   672,210円
     ⓶ー2 令和7年度 飼料用米多収日本一表彰事業 決算
          2025年度繰越金                  768,107円
          2026年度利用可能額       0円  合計   768,107円
          2026年度支出合計            合計   647,207円
                              繰越残高   120,900円
          本体会計に繰り入れ                  120,900円
          最終残高                             0円
          * これで10年間の及んだ、飼料用米多収日本一表彰事業は終了しました。
            審査委員の皆様に厚く感謝申し上げます。 
     ⓷ー1 2026年度 協会本体の活動計画と予算(収入・支出計画)
          2025年度繰越金   672,210円
          2026年度収入見込  902,000円  合計 1,574,210円
          2026年度支出見込            合計 1,240,550円
                              繰越見込   333,660円
     ⓸   広報活動 ホームページを現在の2本(メイン/j-fra.com サブ/j-fra.or.jp)
              を運用して進める。 ZOOMは引き続き利用する。
     ⓹   会員動向 会員の皆様と協議して進めます。
     ⓺   役員改選。 2年任期の時期である、立候補は特になく、
         事務局より、実績に基づき推薦があり、全員を信任した。
         選挙後、総会を一時中断して臨時理事会を開催し、次の通り役割を決定しました。
     理事長     海老澤 惠子(中野区消団連 副会長)
副理事長    村上  彰一(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 顧問)
     理事・事務局長 若狹  良治(個人・NPO未来舎 副理事長)
     理事      北川  陽一(昭和産業株式会社 課長)
     理事      鈴木  平 (木徳神糧株式会社 執行役員)
     理事      信岡  誠治(学識経験者 元東京農業大学 農学部教授)
     監事      加藤  洋子(中野区消団連 担当)

出席者:実出席 海老澤・信岡・村上・村田(秋川牧園)・北川(昭和産業)・若狭
    ZOOM 木村(木村牧場)・藤井(木徳神糧)
    委任状 (組織) 中野区消団連・NPO未来舎
        (個人) 羽賀(中野区消団連会長)・加藤(監事・中野区消団連)
            谷(個人 元JA全農) 木村友二郎(個人 元木徳神糧)
    合計  14個/17個 82%
    構成メンバー(合計 17個)
    正社員 (生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)法人
    正社員 (昭和産業株式会社)法人
    正社員 (株式会社秋川牧園)法人
    正社員 (株式会社木村牧場)法人
    正社員 (木徳神糧株式会社)法人
    正社員 (有限会社鈴木養鶏場)法人
    正社員 (NPO未来舎)NPO法人
    正社員 (中野区消費者団体連絡会)任意団体
    正社員 (海老澤 恵子)個人
    正社員 (加藤 洋子)個人
    正社員 (羽賀 育子)個人
    正社員 (信岡 誠治)個人
    正社員 (谷口 信和)個人
    正社員 (加藤 浩)個人
    正社員 (木村 友二郎)個人
    正社員 (谷  清司)個人
    正社員 (若狹 良治)個人  
        

左 手前から 信岡・海老澤・鈴木(猛)
右 手前から 村田・村上・北川
左から 信岡・海老澤・鈴木
木村牧場 木村社長
木徳神糧 藤井担当
手前から 村田(秋川牧園)・村上(生活クラブ)・北川(昭和産業)

2026年 定時社員総会 当日資料(ワード版パワーポイント版)

◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆

参考資料

飼料用米は食料安保と環境調和システムの中核 日本飼料用米振興協会が提言JCOM協同組合新聞

一社)日本飼料用米振興協会(海老澤惠子理事長)は5月27日、農水省に対し飼料用米を中心に据えた「水田政策の見直し」を提言した。

飼料用米は活きた備蓄

農水省は、現在の水田活用の交付金を見直し、田畑を問わず収量に応じた数量払いに見直す方向で検討している。そのなかで飼料用米については飼料自給率の向上や耕畜連携、国産飼料用米使用による畜産物のブランド化、複数年契約などに取り組む場合に追加の特別支援を実施するとしている。

そのうえで、そうした取り組みよる国産飼料用米の需要は30~40万tと見込んでいる。これに対して日本飼料用米振興協会は、飼料用米の支援継続は評価するものの、需要量見込みを縮小しており、交付金の要件が厳しいものになると懸念し、飼料用米の生産を軸とした政策構築を提案している。

25年産では飼料用米の生産量は前年の半分の25万tとなり、飼料用米を利用している畜産生産者は飼料用米の使用量の削減、あるいは使用断念に追い込まれている。ブランド化して販売してきた畜産生産者にとっては経営が打撃を受けている。

一方、主食用米の供給不足と価格高騰で飼料用米からの作付け転換が進んだことから、25年産の主食用米の生産量は前年より67.6万tの大増産となった。
 これについて同協会は「最大の要因は飼料用米から主食用米への転換。
 すぐに主食用米が生産できる水田があったから増産できた。飼料用米は水田を水田として活用できる活きた備蓄の機能を持っていることの証左」だと強調している。
 そのうえで「水田政策の王道は水田を水田として使い、水田の生産力をフルに発揮させること」として実施すべき政策に
 ▽超多収品種、気候危機への対応品種、高タンパク米、耐倒伏性品種などの開発・普及、
 ▽保管コストを大幅削減できる米のモミでの保管、
 ▽飼料用米と食用米の弾力的な双方向利用などを提起している。

 また、飼料用米は単なる米の過剰対策ではなく、
 ▽水田維持による洪水防止機能や環境保全、
 ▽海上輸送による大量のCО2発生が避けられない輸入トウモロコシに代替することによるCО2削減、
 ▽耕畜連携による循環型農業の構築、
 ▽国家備蓄機能の強化といった戦略的役割があると強調し、飼料用米を「食料安全保障と環境調和型食料システムの中核」と位置づけ、支援の縮小ではなく、飼料用米も拡大政策へ転換すべきだと訴えている。

飼料用米の支援強化を 交付金単価上げ訴え 振興協会が提言

日本農業新聞 2026年5月29日(金)

 日本飼料用米振興協会は28日、2027年度からの新たな水田政策で飼料用米への支援を強化するよう求める政策提言を発表した。農水省が需要量を近年の生産傾向よりも絞り込んで算出していることから、支援の要件が厳しくなることを懸念。主食用米に転換しやすく不足への備えにもなるとして、交付金単価の引き上げなどを求めた。
 同省は27年度から、飼料用米などへの転作に助成する「水田活用の直接支払交付金」を見直す。飼料用米は新たな制度でも引き続き支援する方針だが、必要な量は、畜産物のブランド化などに使われる量に絞って30万~40万トンとしている。
 同協会は、同省の需要量の推計に対し「かなり縮小したものとなっていて、線引きする根拠があいまいだ」と指摘。飼料用米の生産量は、ピークの22年産では80万トンに上っていた。飼料用米を使うために既に設備投資をした畜産生産者もおり、販売戦略への打撃になるとして、安定供給を続ける必要性を訴えた。
 生産コストが上昇していることから、交付金単価は引き上げるべきだとした。飼料用米は現行では収量に応じて交付金が増える仕組みとなっているが、多収への誘導を強化できるよう、交付金の上限は撤廃するべきだとした。
 主食用米の不足への備えにもなると主張。主食用米が足りなくなった25年産がすぐに増産できたのは飼料用米からの切り替えによるものだとし、実質的に備蓄機能も果たしているとした。(本田恵梨)

プレスリリース 「水田政策の見直し」に向けた政策提言